9月22日(土)のNHKブラタモリで宇都宮編が紹介され、その中で大谷が紹介されました。当ブログでは5月末に宇都宮ロケが行われ、9月第1週に放映されるという未確認情報をそのまま掲載したため、「違うじゃないか!」というご意見も多数頂きましたが、やっとのこと放映されてほっとしています。
番組では「宇都宮は江戸にとって重要な町」というテーマで宇都宮の歴史的成り立ちや地理的な重要性が解説されていきました。番組後半では大谷石が登場し、東京の重要な建物、建築物の土台に多くの大谷石が使われ、東京の近代化を陰で支えていたという話が展開されていきました。
宇都宮市内で大谷石の使われた建造物として松が峰の教会が紹介され、大谷石のメリットとして教会のパイプオルガン等の音響が適度に石に吸収されて音がよく聞こえる等があると言われていました。(何でもコンサートホールなどにも音響効果をよくするために大谷石が使われているそうです)
その流れでスタッフ一行は大谷の採石場に向かい、市役所職員が同行し、露天掘り跡や地下採石場跡が紹介されました。番組最後には大谷の採石場跡の冷たい地下水をくみ上げ、夏でもいちごがハウス栽培できるというアピールをしていました。
(「とちおとめ」じゃなくて「なつおとめ」という品種があるんですね。知らなかった。単なる大谷の紹介ではなく、栃木県がイチゴの全国一の産地だという役所ならではのPRも忘れず入っていたことには感心しました。)
(余談)
いつも宇都宮が紹介されるテレビ番組を見ていると、「印象が薄い宇都宮」というくだりが出てきて残念に感じます。実際、番組冒頭でタモリさんが「宇都宮って言うと餃子以外に何があるか思いつかないんだよな」とか林田アナも「電車で通過したことはありますが、印象が無いんですよね」とか言われていましたが、そこが宇都宮が抱える課題なのかなと思います。(自転車とかカクテルとか地元ではアピールしているんですが、今ひとつ印象に残らないんでしょうかね。)