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SL大樹に初めて乗ってきました

投稿日:2017年10月9日 更新日:

10月の3連休を利用して初めて東武鉄道鬼怒川線SL「大樹(たいじゅ)」に乗ってきました。今年8月10日からの営業運転開始以来、非常に人気が高かったため今までなかなか乗ることが出来なかったのですが、ようやく乗ることが出来ました。SLの空席状況確認や予約はネットでも見ることが出来、ここ1か月くらいは結構空席が目立ち、ひところのブームは下火になってきた感じです。(逆に、最近は空席が多いのでちょっと心配していました)

乗ったのは3連休の中日10/8(日)です。初めは乗る予定は無かったのですが、10時ごろネットで見たら3往復目の下り(PM4:30発、下今市→鬼怒川温泉)がまだ26席も売れ残っているではないですか。8月頃は数週間先までどの時間帯も完売でしたが、最近は当日でも乗ろうと思えば予約が可能な状況になってきました。そこで急きょ乗ってみることにしたのです。(乗車時に車内を見回したら空席は殆どありませんでした。)


下今市駅からSL大樹に乗車

料金は下今市→鬼怒川温泉は1000円(運賃250円+SL指定料金750円)。乗ってみて感じたのは何でこんなに遅いんだ、ということです。まあ、そりゃそうでしょう、全行程12.4Kmを35分かけて走るのですから時速20Km位にしかならないのです。のそりのそりと走りだし、ずっと徐行運転のような速度で走り続け、高速運転するまもなく鬼怒川温泉に到着してしまったという感じでした。(途中の停車は東武ワールドスクウェアー1駅のみ)

でもSLを地域全体で盛り上げるにはやはりスローな運行が必要なんだと思います。乗車してみて驚いたのは思いのほか鉄道沿線の人たちが手を振ってくれているのです。これは鉄道会社から依頼されてやっている部分もあるかとは思いますが、おじいさんおばあさんまでが畑仕事の手を休めてSLが通る間、手を大きく振ってくれているのです。このほんの数十秒の時間が乗客と沿線住民が心の中でつながるような気がしました。乗客は住民からこのような形で歓迎され気持ちよく観光や宿泊ができるのではないでしょうか。このような地域住民一体となったおもてなしの心がリピーターを増やし、地域活性化の原動力になってくるのではないかと思いました。

~SLアテンダント登場~
SL大樹は3両の客車が付いていますが、各車両にSLアテンダントという女性担当がいます。彼女たちは切符のチェックの他に手作りの「SLアテンダント通信」という観光案内や乗車記念証というカードを配っています。この乗車記念証というのは土日に1日3往復している大樹のすべての列車に乗車すると記念品がもらえるというものでスタンプカードのようなものです。(こうやって何度も乗ってもらおうとしているんですね)


SLアテンダントの7名の女性


上着無しだとこんなイメージ

下記に示すのが「SLアテンダント通信」と記念乗車証です。(アテンダント通信は手作り感がとてもいいですね。また、自画像イラストが本人そっくりなのでちょっとびっくりしました。)
私と妻が乗った時は写真の右から2番目のアテンダントの方が担当でした。とても感じのいい方で、その時はなんと鬼怒川のホテルの若女将も特別参加ということで鬼怒川の観光PR等もやったり車内は大盛り上がりでした。


SLアテンダント通信(創刊号)


日光、鬼怒川の見所情報が満載


大樹乗車記念証


乗車記念証の裏面(スタンプ)

このほか、ワゴンによる社内販売や記念写真撮影なども行っており、かなりの人がいろいろなものを買い求めていました。黒いアイスクリームとか限定マグカップなど車内でしか買えない限定品などもたくさんあり、人気を集めていました。SL運賃は1000円ですが、それ以上にお金を落としてもらう仕組みを東武鉄道はよく考えているな~と感心しながら鬼怒川に到着しました。
(帰りは普通電車に乗り、15分で下今市まで帰ってきました。「下今市駅行きの最終のSL大樹が座席6席まだあります」と構内放送で何度も案内されていました。職員の必死さを感じました。)
(終わり)
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