前回SL大樹を見に行った時に蒸気機関車を180度反転する「転車台」というのが始発の下今市駅と終点の鬼怒川温泉駅にあることを発見し、方向転換の疑問は一応解消された。しかしもう一つの疑問が生じてきてしまった。それは列車最後尾のディーゼル機関車はどうやって反転するのかという疑問だ。
大樹は下記写真のような列車配列で構成されている。先頭から蒸気機関車+車掌車+客車(3両編成)+ディーゼル機関車となっている。本来はディーゼル機関車は無くてもいいのだが、下今市~鬼怒川温泉の間の急勾配を小型SLでけん引するのは大変らしく、列車を後押しするためにディーゼル機関車という補助的な車両が取り付けられているのだ。
蒸気機関車+車掌車+客車(3両)+ディーゼル機関車
これが後押しをするディーゼル機関車
(謎が解けました!)
ディーゼル機関車は転車台で180度反転するのかどうか駅員に聞いたら、方向転換しないそうです。それはこのディーゼル車の運転席が進行方向に対して直角方向に配置されており、基本的に前進もバックもなく、ただ運転手から見て右に行くのか左に行くのかだけの違いしかないという。(写真参照)まあ、一般の人はそんなことは知る由もないので、前進して帰りはバックで進行してくるように見えてしまいます。
これで一連のSLの疑問は解けてホッとしました。