12月上旬に福島にドライブに行きました。福島で有名なB級グルメの浪江焼きそばをいつか食べてみたいと思っていて、二本松市で食べられることを知り、立ち寄ってみることにしました。浪江町は震災の影響で避難地域に指定されたため臨時の役場が二本松市役所内に設けられ、多くの住民が二本松市内に移住されたそうです。以前、浪江町で食堂をやられていた「杉乃家」さんというお店が現在、二本松市民交流センターという施設の1Fで店舗を開いて営業しており、本場の浪江焼きそばの味が楽しめるということで人気になっています。
東北道を二本松で降りて、JR二本松駅そばの市民交流センターを目指しました。施設の玄関を入るとすぐに杉乃家さんの店舗があります。持ち帰りの焼きそばを注文しましたが、お昼時でちょうど混んでいて、20分くらい待つことになりました。(値段は1人前680円)ここのお店は焼きそばだけでなくいろいろなメニューを提供しています。煮込みかつ丼というのが人気メニューということでした。
浪江焼きそばの現物を見るのは初めてで、大量のもやしと豚肉で甘辛く味付けした焼きそばです。特徴といえば直径6㎜位ある極太麺ではないでしょうか。外観は焼きそばというより焼うどんに近いものがあります。麺がとにかく太いので食べ応えがあり、ボリュームたっぷりです。あ~、食った、食ったという満足感が得られ、まさにB級といった感じです。
宇都宮のスーパーなどでも「浪江焼きそば」が売られていますが、浪江焼きそば風であって、現地で食べる本物と比べてボリュームとワイルドさが不足しているような気がします。もし興味のある方は福島で本物を食べてみてはいかがでしょうか?