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日光二荒山神社のお賽銭電子決済に驚いた話

投稿日:2019年9月5日 更新日:

~神社のお賽銭もスマホで支払い~

8月下旬に日光の二荒山神社(ふたらさんじんじゃ)に行った時に面白い光景を目にしました。境内にアジア系の外国人がやたらたくさんいて、神社本殿の賽銭箱に向かってスマホをかざしている人がいました。何しているんだろうと思い、遠くから眺めていましたが、写真を撮っているわけでは無く、どうやらスマホでお賽銭をあげているところでした。

自分は硬貨でお賽銭を上げましたが、日光二荒山神社では賽銭箱の所に写真のような赤い案内板が置かれており、QRコードを使ってお賽銭の電子決済が出来るようになっています。
聞けば昨年秋頃から日光二荒山神社が日本で最初に外国人向けにQRコードを使ったお賽銭の電子決済を始めたそうです。


お賽銭の電子決済の案内板(中央が中国系電子決済、右がソフトバンクのPayPay


日光二荒山神社本殿

外国人と言っても中国人をターゲットにしており、中国でよく使われているAli Pay(アリペイ)やWeChat Pay(ウイチャット ペイ)等の電子決済を使ったシステムになっています。仕組みはこうです。QRコードをスマホで読み込むと中国人が自国で使っているAli PayやWeChat Payのサイトにつながり、100円、500円、1000円等の金額を選んでお賽銭の支払いが出来るようになっているそうです。(支払いの基本は事前にチャージした金額の中から支払われるそうです。不正利用防止の観点からすると銀行口座に紐付いてないのがいいですね)

(日本人はPayPayで支払い)
当初は中国系の電子決済手段しか有りませんでしたが、最近になって日本人向けにはソフトバンクのPayPayが使えるようになっています。消費税が10月から10%に切り替わるこの時期に電子決済はポイント還元セールなどを始めて大盛り上がりの状況です。

説明を聞くと、ああそうなんだと思いますが、お賽銭という習慣が無い外国人に電子決済を使ってお賽銭を上げてもらおうと考えた二荒山神社の人はすごいと思います。(よくそういう発想になったよね)

神社仏閣などはIT技術と対極にあるような場所だと思っていましたが、意外とそうでもないことにびっくりしました。皆さんも機会があれば日光二荒山神社に行ってPayPayでお賽銭を上げてみたらいかがでしょうか?

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