先日、仙台に行く機会があり、ずっと行きたいと思っていた仙台東照宮にちょっと足を延ばしてきました。本ブログでも以前に日光、久能山(くのうざん、静岡市)、上野の3ヶ所の東照宮を紹介しましたが、規模からすると久能山よりちょっと小さいだけのかなり立派な神社です。場所は仙台市内の北東部に位置し、仙台駅から山形に向かうローカル線の仙山線に乗ると一つ目の駅が「東照宮」です。(5分位)どんなところなのか写真を交えてご紹介します。
家康は死後、神と見なされ、東照大権現として祀られました。この東照宮は仙台藩の二代目藩主「伊達忠宗」が東照大権現を伊達藩の守護神としてお祀りするために三代将軍家光に願い出て許しを得、5年の歳月をかけて1654年に設立されたものです。社殿は彫刻や金箔などで装飾され、仙台藩の総力を挙げての大事業で有り、伊達文化の粋をを集結したものであったとされています。
この東照宮の配置は次のようになっています。最初に石鳥居をくぐり、階段を上ると随身門と呼ばれる山門が有り、境内に入ると拝殿があり、その背後に塀に囲まれた本殿が配置されています。本殿は常時は中に入ることはできないのですが、案内書によるときらびやかな彫刻で飾られていると書かれています。
せっかく仙台に行ったのに時期が七夕の前だったのできれいな飾り付けは見ることはできず残念でした。