栃木県が推進している観光企画「デスティネーション キャンペーン」の一環で、日光の中禅寺湖畔にあるベルギー大使館別荘が期間限定で一般に公開されるという新聞記事を目にした。滅多にないチャンスなので是非行ってみようと家族と行ってみることにした。いろは坂を登り切って、中禅寺のある方に左折するとヨーロッパ各地の大使館別荘が点在している。しかし、別荘は常時公開されているわけでもないし、高い塀で覆われており、中の様子はうかがい知ることが出来ない。いったいどんな所なのかと期待に胸を膨らませながらベルギー大使館別荘を目指したが、場所がよく分からず、あたりをうろうろすることになった。2時過ぎに行ったのであまり時間も無いのでとりあえず目に入った英国大使館別荘公園というところに行くことにした。(ここがオチです)
英国大使館別荘公園の隣にイタリア大使館別荘公園というのもあって、一般に開放されています(入館料は個別に行くと200円。英国、イタリア両方の共通券は300円)。どちらも大使館別荘としては現在使われておらず、当時の面影を残した観光スポットになっている。これら2つの大使館別荘は現在栃木県が所有管理しているそうです。明治時代に外交官として英国から赴任したアーネスト・サトウが日光を大変気に入り、日光を世界に広めた人として紹介されていた。2Fではティールームもあって紅茶を飲みながらスコーンなどを楽しむことも出来ます。(お茶してきました)英国大使館別荘の外観は洋風建築なのに対してイタリア大使館別荘は和風建築で非常に対照的です。イタリア大使館別荘は建物の外壁や天井等に木の皮が使われており、ちょっとびっくりしました。
お茶するまで1時間近くかかってしまったので隣のイタリア大使館別荘公園や湖畔に行って時間をつぶしていました。結局、ベルギー大使館別荘は時間が無くて行けませんでした。