8/11に東武鉄道鬼怒川線のSL大樹を見てきましたが、どうしても納得のいかない部分があって終着点の鬼怒川温泉駅に行き、再度見てきました。私は蒸気機関車という乗り物は運転台(全体を牽引する車両)が先頭と最後尾に付いているものかと思っていたのですが、先頭部分にしか付いていないのでびっくりしたのです。新幹線でも普通の電車でも牽引するための車両は先頭と最後尾の両方についているので蒸気機関車もてっきりそうなのかと思っていたのです。
何が納得いかないかというと蒸気機関車(運転台)が先頭にしかないとすると最終駅(折り返し駅)で180度回転しなくてはならず、あんな大きなものをどうやって回転するのだろうと思ったのです。鬼怒川に行く前にネットで調べたら「転車台」という巨大なターンテーブルを使って蒸気機関車部分を180度回転するのだと書いてありました。鬼怒川温泉駅に行ったら、写真のような転車台が本当にあり、びっくりしました。
この転車台は駅の説明書きによるとこれはJR西日本の広島県三次駅で使われなくなったものを譲り受けたと書いてあります。始発の下今市駅も同様で、こちらは山口県下関駅で使われなくなったものを譲り受けたとなっていました。へぇ~そうなんだと、物を見て改めて納得しました。
(参考)
「転車台の様子」と「方向変換した蒸気機関車が客車と連結する様子」を写真に撮りました。写真をつなげてスライドショーにしたのでご覧ください。(動画ではありません)
SLが客車と連結する時はバックで入ってきて連結されます。SLがバックで走行するシーンはあまり見ることのない貴重なシーンだと思います。
1.蒸気機関車が転車台で180度回転するシーン
2.方向変換した蒸気機関車がバックで客車と連結されるシーン
実はもう一つ疑問があるのですが、それは後日。何見ても疑問だらけ。