3月になり次第に春めいてきましたが、3月下旬のこの頃になると春が遅い篠井地区でも梅が咲きだします。家の近くに宇都宮市指定文化財になっている「石那田の梅」があるので写真を撮ってきました。(場所は仲根地区にある猪倉街道沿いの鉄工所さんの所を50m位下ったところです。)
この梅は個人の住宅の庭に生えているのでお声がけして写真を撮らせて頂きました。樹齢数百年といわれる古木(巨木)で、枝が根元部分から5方向にそれぞれ伸びていいます。ちょうど今が満開の状態でした。
昨年(2021年)10月から篠井地区の文化財調査員をやっており、3ヶ月に一度、篠井地区の文化財の現況をチェックしていますが、文化財本体とともに説明看板の状態チェックも行っています。石那田の梅の説明看板が経年変化で文字がかすれて見えなくなっており、前任の調査員の方が市の方に更新の申請をされており、ようやく今年2月に看板が新しくなりました。真新しいアクリル板の白さが古木を背景にとても際立っていました。