東武鉄道のSL大樹(たいじゅ)は2017年8月10日に営業運転を開始したのでまもなく2年が経過しようとしている。最近の人気はどうなのかなと思い、ぶらっと下今市駅を訪ねてみることにした。何の下調べもしないで駅に来てしまったので1日3往復ある発車時間もよく分からない。駅に行ったのが12:45分で、時刻表を見たら、12:50発鬼怒川温泉駅行きが有るのが分かった。
急いで入場券だけ買って、ホームに急いだ。しかし、SLの姿が見えない。おかしい。周りをきょろきょろしていたら、「SL故障のため7/21(土),22(日)はディーゼル車による牽引となります」という案内が貼ってあった。何てこった!そんな事もあるのですね。
SL大樹は通常はSL(蒸気機関車部分)+客車3両+ディーゼル機関車の編成で運転されている。先頭のSLが無いので代わりに、いつも最後尾にあるディーゼル車が先頭になって客車を引っ張ると言うことだ。目玉のSLが無いのでSL座席指定券の払い戻しをしますと言うことが案内掲示板には書いてあった。珍しい編成の列車の写真が撮れたので以下にアップしておきます。ちなみにこの時の乗車率はほぼ9割方埋まっているように見えました。
大樹のSLはもう作られてから70,80年は経過しているので故障しても不思議は無いですよね。もしSLが壊れたらどうするんだろうという素朴な疑問を持っていたが、ディーゼル車で牽引することになっていたのですね。
大樹の客室は3両有りますが、それぞれにアテンダントといわれる女性乗務員が乗車しています。発車するまでには3人のアテンダントの方がホームに立ってお客さんの案内をしていました。
皆さんも機会があったら是非乗ってみて下さい。すごくのんびりした旅の情緒が味わえると思います。