紅葉の季節になってきましたが、今年は趣向を変えて茨城県の国営ひたち海浜公園に行って赤く色づいたコキアを見てきました。コキアはほうき草とも呼ばれ、丸い形に成長し、遠くから見ると巨大なマリモのような形に見えます。
10年くらい前に駅に貼られたJRのポスターを見て初めて知ったのですが、この世の風景とは思えないくらい幻想的な姿、形に感動した記憶があります。毎年行こう行こうと思いつつも、旬の時期を逃してしまい、いつも行けずじまいでした。2,3日前にテレビで海浜公園のコキアが紹介されており、ちょうど今頃が見頃だということだったので10/20(土)に行ってみました。その時撮影した写真をご覧下さい。
コキアの他にもバラやコスモスなどいろいろな品種の草花が咲き乱れています。
~ひたち海浜公園のコキア(10月)~
このコキアはひたち海浜公園の「みはらしの丘」という場所に何十万株という数の苗が植えられ育てられたものです。驚くべきは春頃まではこの場所にネモフィラという薄青色の可憐な花が咲いており、丘一面が真っ青なお花畑になっているのです。その花が咲き終わってからコキアが移植され、10月頃に見事な紅葉を見せているのです。同じ場所に別の植物が毎年植え替えられており、信じられないくらいの手間暇がかかっているのです。
今年の4月末(4/22)にネモフィラのお花畑を見に行った時の写真を示します。現在コキアが赤く色づいているのはネモフィラが咲いていた場所なんです。
~ネモフィラのお花畑(4月;同じ場所)~
ひたち海浜公園はいつ行っても何かしらの草花が咲いており楽しむことが出来ますが、おすすめはネモフィラとコキアが見頃の4月末と10月中旬です。(入場料は大人450円。宇都宮からだと北関東自動車道1本で行くことが出来ます。)目を奪われるような美しさに圧倒されますよ。