八坂神社本殿

八坂神社本殿は江戸時代中期ごろに作られたといわれている。主祭神はスサノオノミコト。神仏習合の影響で主祭神が仏教の牛頭天王(ごずてんのう)と同一視されている。
当神社は古来、地域から篤く信仰されてきたが、社殿はなく石造りの祠と灯篭のみの簡素な神社となっている。
7月にある八坂神社の祭典では祭神の魂が神輿に乗って700mほど離れた日光街道沿いの仮殿に移され(下遷宮)、1週間後にまた本殿に戻される。(上遷宮)上述の神仏習合の影響でこの祭典は天王祭と呼ばれている。京都の八坂神社の祭典と同様のやり方で祭典が執り行われている。

1.八坂神社本殿

2.八坂神社仮殿
本家より立派な作りとなっているので多くの地図でこちらを八坂神社と記載している。
しかし主祭神の魂は常時、本殿の方に安置されているのでこちらはあくまでも仮殿である。(地元では御仮屋(おかりや)と呼ばれている。

(アクセス)
八坂神社本殿:日光街道から550m(徒歩7分)
八坂神社仮殿:日光街道沿い

投稿日:2017年4月14日 更新日:

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