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篠井地区情報紙「しのい105号」が発行されました(2025/10)

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篠井の秋まつり・文化祭を開催します

暑い暑い夏から、いよいよ本格的に「秋の季節」に変わろうとしています。今年も篠井地区、最大のイベント「篠井の秋まつり・文化祭」を11 月2日(日)・3日(月・祝)に開催します。昨年は約800名の来場をいただき、ここ数年のコロナ禍の反動もあり、大変な賑わいであったと感じました。今年はさらに「お祭りを盛り上げよう!」と関係組織・グループ・機関が盛りだくさんの催しを準備しています。グラウンドでは、農業地域からの新鮮な農産物や手打ちうどん、若き後継者の焼きそばの販売、模擬店、体験コーナー、キッチンカーの出店があります。その他、篠井保育園のマーチング、晃陽中吹奏楽部などのアトラクションも行われます。

ホールでは、篠井小・晃陽中等の作品展示と各サークル活動の発表と展示があります。そして、まつりの最後に実施する農産物を賞品とした「大抽選会」は、大盛り上がりすること間違いなしです。是非、多くの皆様のご来場をお待ちしています。
篠井の秋まつり・文化祭実行委員会会長 加藤 一美

アジサイ植栽地草刈り“林業大学校地域貢献活動”

6月27 日、松本学道のアジサイ植栽地で、林業大学校の生徒さん17名にお手伝いいただき、草刈り活動を行いました。うだるような暑さの中、空調服を身にまとった頼もしい姿で、汗を流しながら丁寧に取り組む姿が印象的でした。初めて草刈り機を扱う生徒さんも、慣れないながら一生懸命に作業をしてくださいました。休憩中には、まちづくり協議会会長の話に耳を傾け、地域の未来に思いを寄せてくださいました。


今回の経験が、社会に出た時に役立ち、地域に貢献する心を育むきっかけとなれば嬉しく思います。おかげでアジサイ達はすっきりと気持ちよさそうです。通りがかりにはぜひご覧いただき、来年の開花も楽しみにしてください。
篠井地区ゆたかなまちづくり協議会 環境部会長 堀井 弘美

篠井地区ゆたかなまちづくり協議会 各部会活動報告

《環境部会》
環境部会では6月29日(日)に、「不法投棄監視パトロール」を実施しました。地域の方々32名が参加し、約1時間かけてごみの回収と「不法投棄禁止」の看板を設置しました。道路沿いにはペットボトルや空き缶、林の中からはマットレスやベビーチェア、タイヤなどの粗大ごみも見つかり、改めてパトロールの必要性を感じました。篠井の豊かな自然にごみは似合いません。これからも地域が力を合わせ、美しい環境を守り続けたいと思います。環境部会長 堀井 弘美

《安全安心部会》
7月13日(日)、安全安心部会を中心に各種団体の協力もいただき、16名の参加者で市道694号線(松本学道)の「元気な森づくり里山林整備事業」を実施しました。参加者の大半が自家用の草刈り機を持参し、テキパキと路肩の雑草を刈り取りました。明るくなった学道は、利用者の皆様が安全安心に利用することができるようになりました。ご協力をいただいた皆様、早朝より大変お疲れ様でした。安全安心部会長 阿久津 節子

《生涯健全育成部会》
7月29日(火)、市民総ぐるみ環境点検を実施しました。安全安心部会、生涯健全育成部会、地域関係団体と市民センター協力のもと、子供たちの夏休みの準備として危険な箇所がないかなど、篠井地区と晃陽中通学路など2班に分けて巡回点検しました。環境においては、危険箇所は見受けられませんでしたが、一度の点検で事件の発生や、害獣などの被害を抑止することは不可能です。地域の安全な生活環境維持のため、普段から皆様の視点での見守りなど、ご協力をお願いします。生涯健全育成部会長 廣田 雅克

《健康福祉部会》
8月21日(木)、健康福祉部会主催の「介護保険入門」の講座を開催しました。富屋・篠井地域包括支援センターの金子主任ケアマネージャーを講師に迎え、人生100年時代を生きていくための介護サービスの利用の手順などを学びました。‘高齢化の先進地’である篠井において子どもから大人まで、年齢や障がいに関係なく、自分の希望する場所で暮らしていける環境や意識の養成に、地域の皆様で取り組んでいきましょう。
健康福祉部会長 村田 理枝

輝き人生教室 ~館外学習への参加~

令和7年度篠井生涯学習センター主催の輝き人生教室が、8月27日(水)に開催され、研修地の栃木県埋蔵文化財センター(下野市)と、鹿沼の屋台が展示してある屋台の町中央公園に総勢24人で行ってきました。埋蔵文化財センターでは、常設展示室で地中に埋もれた遺跡を明らかにする発掘調査の方法や「とちぎの歴史」を時代順に職員から説明をいただき、特別にバックヤードの収蔵庫にある膨大な出土遺物を見学。出土品の多さに驚きました。


鹿沼の屋台公園で


栃木県埋蔵文化センターで

清掃した細かな土器の破片に、1㎜も無いほどの文字で番号を筆で書きこみ、それを貼り合わせていくという気の遠くなるほどの作業には、ピリピリとした空気が漂いました。鹿沼の屋台公園の彫刻屋台では、3台の彫刻屋台を見学し、素晴らしい彫刻に圧倒されました。篠井地区松寿会連合会会長 鈴木 和明

ようこそ! 放課後子ども教室~てんとう虫キッズ~

放課後子ども教室は、宇都宮市教育委員会と地域、学校が連携して実施する事業で、放課後の子どもたちの健全育成を目的としています。全学年の希望児童を対象に、学校内の教室や体育館などを活用し、地域の特色や子どもの興味に応じた学習・交流・体験活動が行われています。現在、市内58の小学校区で実施されており、地域が中心となって企画運営しています。

篠井小学校では、今年から毎月1回、1年生から6年生までの20 名が参加し、名札作り、ダンボールアート、レクリエーションなどを楽しんでいます。今後はハロウィンパーティーやクリスマス会、アイシングクッキー作り、折り紙教室、走り方教室など多彩な企画を予定しており、子どもたちが自分の得意なことを見つけ、自信や個性を育む貴重な場となればと思います。篠井小学校PTA 会長 土方 郁美

神様からのご褒美 ミュージカルに出演

以前、日光市(旧今市市)の「劇団today」でお世話になり、今は茂木で活躍中の脚本家、江藤寛さんから電話をもらったのは11月中旬だった。来春、栃木テレビ開局25周年の記念事業で、益子町在住の世界的絵本作家いわむらかずお原作「ひとりぼっちのさいしゅうれっしゃ」を宇都宮市の文化会館大ホールで上演するが、出演して欲しいと…。

急遽代役の話で、既に練習は6月から始まっていた。私は12月から毎土曜日、益子や茂木まで通い始めた。ミュージカルなので、歌と踊りと台詞を車中や家で懸命に練習。

その頃は日程に余裕がなく、うどんまつりは3月9日、舞台の本番は3月22日と目いっぱいの毎日。ところが、うどんまつりの看板を設置していた時に肩を痛めてしまい、腕が、体が思うように動かなくなってしまった。でも、ゴールを目の前にひたすら頑張るしかなかった。

私は「車掌」と「狼のじっさま」の役。篠井からも舞台を観に来てくれた方がたくさんいて「その他大勢での出演だと思っていたら、重要な役だったんだネ」との言葉はうれしかった。

12 月にいわむら先生が亡くなられ、追悼公演になったこの舞台は、もちろん栃木テレビでも放送された。思いもかけないこの出来事は81年間頑張って生きてきた私へ、神様からのご褒美だったのだろう。 下小池第四 平野 勝

写真まつり作品募集中!スマホで撮って送ろうよ篠井の「年中行事」と「生き物」

篠井の写真まつりの作品を募集しています(令和8年1月31日期限)。賞品として手打ちうどん榛名のお食事サービス券をご用意しています。大賞は4,000円分、参加賞は1人500円分と漏れなく進呈いたします。皆さんのとっておき、お待ちしています。QR コード、メールアドレス(shinoi.machidukuri@gmail.com)からお申し込みください。篠井地区ゆたかなまちづくり協議会 活性化プロジェクトフォト班

篠井の散歩道2 篠井の歴史と地域情報紹介

第10回 台風で流失した下小池第3の天棚

下小池第3の天祭は近年は5年に一回の頻度で開催され、お盆の時期に琴平神社境内で行われていた。琴平神社は下小池第3公民館脇にある高龗(たかお)神社の北側170m上方に位置しており、社殿は無く、石の祠のみの神社であった。琴平神社の平坦な土地に天棚の収納庫や集会所が設けられ、ここで天棚を組み立てて天祭が行われていた。

しかし2019年(令和元年)10月に発生した台風19号によって雷電山の東側斜面に大規模な土砂崩れが起き、琴平神社の天棚収納庫ごと土石流に飲み込まれてしまった。天棚の彫刻などの部品は流失し、元の状態には戻せなくなってしまった。


下小池第三の天棚


多田宮司宅に保管されている屋台彫刻の一部

土砂で押し流された天棚はふもとの田んぼに流れ着き、地元の方が懸命に土砂の中から掘り出し、いくつかの彫刻が回収されました。現在はそれらは多田宮司の家の納屋に一時保管されています。(写真参照)しかし、彫刻も割れたり、欠けたりしており、元通りの姿ではありません。このため現在、篠井地区で天棚を使ったお祭り(天祭)を定期的に実施している地区は無くなってしまい、天祭は今や写真や資料でしか見ることは出来なくなりました。
岡坪 半田 聖滋

農事法人組合しのい夢ファームの活動について

農業者の加速的な高齢化。低価格の米価に若い農業者の兼業化…。こうした農業をめぐる環境を受けて、「拡大する農地の荒廃化を抑制し何としても地域を守り続けたい」との強い思いから、2015 年1月に農事組合法人を設立いたしました。以来、小規模な家族経営の農業から、組合が機械を購入し組合員が作業の役割を担う集落営農へ転換させ、作業の効率化とコストの軽減化を図っています。


このロゴは自然豊かな飯山・上篠井の農業を守り、生きる幸せを表しています

また集落営農化は、地域の人的交流の増進や若者の農業回帰といった効果をもたらし、昨年10月には設立10周年記念の収穫祭を開催いたしました。多くの皆様にご来場をいただき、誠にありがとうございました。課題は、更に増加が見込まれる受託作付への対応。作業をより効率化させるため、従来の農法にこだわらない新技術の導入などを一層、研究し、地域の農業発展に今後とも貢献できるよう邁進してまいります。

「農事組合法人しのい夢ファーム」 組合員数:33 名 耕作面積:91 ha (米64 ha、小麦18 ha、大豆5.5ha、にんじん2.6ha)
しのい夢ファーム代表 手塚 秀一


【編集後記】
今年の夏は体温を超えるような猛暑日が連日観測され、とにかく異常な暑さだった。昨年より米の値段が高騰しているニュースも依然続いているが、この暑さで新米の収量が減り値段はなかなか下がらないのではという観測も出ている。篠井地区の米農家にとっては米が少しでも高く売れるのは悪くない話だと思うが、一方で近年の機械、資材の値上がりで利益が出にくくなっているとも聞く。持続可能な米作りができる価格に落ち着いてくれればと心から願う。 ( 岡坪 半田 聖滋)

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