最近、我が家の台所で起こったちょっとした困りごとを紹介します。ティファール製フライパンの本体と取手の部分をつないでいるねじが緩んでしまい、何度締めてもすぐ緩むので困っていました。販売店にクレーム言ってこようかと妻と話していたのですが、ネットで調べたら同じことがあちこちで起こっており、ねじの締め付け方がちょっと特殊だという事を初めて知りました。
日本製のものなら台所用品に限らず一般的にプラスかマイナスのねじが使われています。しかしフランス製のティファールは六角星形の「トルクスねじ」というものが使われているそうです。今回初めて「トルクスねじ」を知ったのですが、フランスをはじめ、海外では結構一般的に使われているらしいのです。このねじを締めるときは専用のトルクスドライバーという工具が必要と書かれていました。
ティファールのトルクスねじはマイナスドライバーでも締められるようにねじに水平に切れ目が入っています。専用の工具が無くても締められるのが親切設計なのかもしれませんが、うまく力が入らず、強く締め付けが出来ないのです。だから緩むたびにマイナスドライバーで締めていたのですが、1か月ももちませんでした。(プラスドライバーだと先端の形状が異なるのでそもそも差し込めない)
ネットで調べたトルクスドライバー(サイズ:T25)をホームセンターで購入し、ぎゅっと締めたらかなりきつく締まり、いい感じになりました。(同社のWebサイトによると「すべてのティーファールの製品にはT25サイズのトルクスねじが使われています」と書かれていた。)
なんだかんだで結構試行錯誤しましたが、台所用品でティファール製品は結構一般的なのでトルクスドライバー(T25)を1本買っておくと安心かなと思いました。(トルクスねじは最近は日本でも一般的になりつつあり、ドライバーはどこでも買えます。値段はピンキリです。100円ショップでも売っているし、ホームセンターならメーカー品で800円前後で販売しています。)



