6月に実施された東照宮神田田植え祭の続編です。田植えした苗が黄金色の稲穂に育ち、10月に刈り取りが行われました。11/8(金)に今年の神田の担当者(奉耕者)である石那田町岡坪の半田則夫さん宅に関係者が集まり、収穫の神事である「抜穂祭(ぬきほさい)」が行われました。(地元の農協が半田さん宅にテントを張り、その中に祭壇を設けて神事が行われました。)
6月の東照宮神田田植え祭では神事の後、神田に移動して参加者が一人一株ずつ田植えを行いましたが、抜き穂祭の時は神事のみ行われました。抜き穂祭は田植え祭の時よりも参加者が少なく、全部で8人で執り行いました。(東照宮神官2名、奉耕者、前年の奉耕者、農協関係者2名、組内両隣)
神事の祭壇の右横には45Kgの籾が入った米俵が2つ供えられていました。(写真)米の奉納は12月に行われますが、その時は米俵の他に25Kgに仕分けした籾を20袋、抜き穂300本も合わせて奉納されます。
この行事は篠井以外では小林地区でも行われており、奉納の際は両地区が一緒に東照宮に向かいます。