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「モビリティリゾートもてぎ」で自動車レースを見てきました

投稿日:2024年8月25日 更新日:

8/25(日)にモビリティリゾートもてぎで開催された「2024もてぎ2&4レース」に行ってきました。自動車レースに関心のない人は全く面白くない記事なのでパスして下さって結構です。個人的に記録に残しておきたいと思ってまとめたものです。(2輪のレースも同日に行われましたが、本記事では4輪レースだけ書いています。)


スタート前風景

私は自動車レースのF1に興味があり、ネットでよく動画やレース結果などをチェックしています。F1の下位カテゴリーのレースとしてヨーロッパではF2,F3というレースが行われており、F2の年間チャンピオンは翌年、F1にステップアップすることも多いのでF2はF1の登竜門とも言われています。今回見に行ったのはヨーロッパのF2に匹敵するスーパーフォーミュラというレースです。


スーパーフォーミュラのマシン

日本のスーパーフォーミュラを足掛かりにF1にステップアップしたレーサーが誕生したり、今後F1に行きそうな人も出てきているので注目度が高いレースになっています。今回は以下の4人に注目して観戦してきました。
1.ニック・デ・フリース(オランダ人)


元F1ドライバー ニック・デ・フリース

この人は現在F1で唯一の日本人ドライバー角田裕毅(つのだ ゆうき)選手の昨年のチームメイトでした。レッドブルというF1チームの姉妹チーム「アルファタウリ」で一緒でしたが、成績が振るわず昨年の前半戦で解雇になってしまいました。

ニックデフリースは過去、F2やフォーミュラEというカテゴリーでチャンピオンになったこともある実力者だったので非常に活躍が期待されていましたが、あっけなくF1を去りました。

現在はトヨタからレーサーとしてWEC(世界耐久選手権)などで活躍しています。今回はトヨタの計らいでスーパーフォーミュラに3戦だけスポット参加することになり、元F1レーサーの実力がどれくらいか知りたいと思い、これが一番の理由で今回のレースを見に行きました。

ただ、今回は突然のレース参加という事もあり、レースでは21人中14位の成績で終わりました。(車もコースも慣れないまま本番を迎えたのでしょうか?)

今回のレースにはトヨタの豊田章夫会長も参加されており、活躍の場としたかったことでしょう。

2.Juju(ジュジュ)19歳、(本名:野田樹潤)


大学生になったジュジュ(野田樹潤)

昨年までは世界一速い女子高生という名前で呼ばれていました。元F1レーサーの野田秀樹さんの二女で、お父さんの影響で幼いころからレースを始め、ヨーロッパを転戦してレースを行っていました。女性のレース界ではNo.1の呼び声も高く、今年は日本に帰国し、日本の大学に入学し、勉学の傍ら日本の自動車レースの最高峰「スーパーフォーミュラ」に唯一の女性レーサーとして頑張っています。


ただ、男性との力の差は歴然で予選21人中21位、本戦は18位と厳しい結果でした。でもレースは男の世界という考えをぶち破って欲しいと応援しています。

3.山本尚貴(やまもとなおき)


宇都宮出身の山本尚貴選手


双子を授かった狩野アナと山本選手

地元宇都宮出身の自動車レーサー(36 歳)。テレビ東京のアナウンサー狩野恵里さんと結婚したことで一躍有名に。以前、「もやもやサマーズ」という番組でサマーズの2人と一緒に街歩きをする番組に出ていたので知りました。どういうきかっけで結婚したんだろうといつももやもやしています。結構精悍なイケメンレーサーで今回のレースでは21人中4位に入賞した実力派です。

4.岩佐歩夢(いわさ あゆむ)


F1に最も近い日本人の岩佐歩夢

スーパーフォーミュラからF1に最も近いと言われている日本人レーサー。レッドブルの育成選手にもなっている。今回のレースでは21人中7位だった。(チームメイトの野尻智紀選手は3位だった)F1にステップアップと言われているが苦戦しているレースが多い。

(その他)
スーパーフォーミュラのレースは初めて見ました。レース自体もよく分かっていませんでしたが、結構面白かったです。何しろマシンが基本的に共通なのでドライバーの力の差がもろに出て分かりやすいレースです。(車体はイタリアのダラーラ製で共通。エンジンはホンダ、トヨタの同一性能のものを使用)F1のように自動車メーカー直下のワークスチームとプライベーターチームとではマシン性能に雲泥の差があるので本当に誰が一番速いのかなかなか分かりにくい。

売店で売っていた応援タオル
(おまけ)
~現在の日本の二輪の悲しい話~
二輪のレースはここ20年位見てないのでどうなっているのか全然分からなかったが、結構ショッキングな結末が待っていた。昔は二輪と言えばホンダ、ヤマハ等の日本のメーカーの独断場であったが、最近はヨーロッパ勢が力をつけてきているらしい。

今回のレースでは史上初めて全日本選手権のレースで外国メーカーのマシンが優勝しました。(イタリアのドゥカティの圧巻の優勝だった)「歴史が変わった瞬間です。皆さんは歴史の目撃者になりました」という場内アナウンスが聞こえてきた。

ここ数年は二輪の世界選手権のモトGP(1000cc)ではドゥカティ等のイタリア勢に押されていると聞く。ほとんどホンダ、ヤマハは優勝できてないばかりか、ホンダ、ヤマハのライダーがこぞってヨーロッパメーカーのワークスチームに移籍しているらしい。

日本のメーカーは一体どうしてしまったんだろう?あぐらをかいていたわけじゃないかと思うが、ヨーロッパのメーカーは地道に研究開発をしてきて気づいてみたら、日本のはるか先を行っていた。家電の二の舞だけにはならないで欲しいと心底思った。奢れるものも久しからず、諸行無常です。

 

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