令和6年度 篠井地区ゆたかなまちづくり協議会活動 |
4月21日定期総会において令和6年度の事業計画が承認されました。今年度も明るく、楽しく地域を元気づける恒例の「秋まつり・文化祭、うどんまつり」の開催を予定しており「りんご・椎茸・手打ちうどん」等、地域の特産物をPR していきます。
また、地域の魅力を発掘する「写真まつり」は、今年度も作品を募集しております。そして、高齢者世帯を対象とした「篠井地域支援みまもり活動」では、日常生活の困りごとの支援をしており、そのほかにも防犯活動や交通安全環境点検の実施、篠井役場跡記念碑、アジサイ植栽地の管理を行います。
役場跡地については、塩野室地区自治会と交互で草刈り清掃を行い、アジサイ植栽地の草刈りは今年度より県林業大学校学生の実習の場として、年2回刈っていただけることになり、高齢化で危ぶまれていた環境美化活動が継続できることになりました。この後も学生の皆様には地域のイベント等でも協力をお願いしたいと思っています。
次に、現組織体制には構成員が少ない、他団体との繋がりが希薄という課題があり後継者が育たず事業のマンネリ化が否めません。より良いまちづくりを継承していくための組織体制について団体連絡調整会議等で十分に検討したいと考えています。
結びに、まちづくり協議会の事業は地域住民をはじめ各団体の役員の協力により成り立っています。地域住民主体のまちづくりに今年度も変わらぬご協力を宜しくお願いします。 篠井地区ゆたかなまちづくり協議会会長 平野 勝
篠井インター料金所を訪問しました |
5月の連休明けに、日光宇都宮道路の篠井インター料金所を訪問し、最近の利用状況を伺ってきました。篠井インターは、2019年6月に開通して5年が経過し、通量は毎年15%前後増加しています。直近の2023年度(昨年4月~今年3月)では約35 万台の利用があったそうです。(グラフ参照)
日光宇都宮道路は自動車専用道路として旧日本道路公団が約50年前に建設し、現在、道路や関連設備は栃木県道路公社が保有、管理をしております。料金徴収などの現場オペレーションは、栃木県道路公社の委託業者である(株)ネクスコ・トール北関東(NEXCO東日本グループ)が担当されています。篠井料金所では11名の方が24時間、365日体制で料金所の運営を行っています。取材で伺ったときは栃木県道路公社とネクスコ・トール北関東の担当の方に対応して頂きました。
篠井インターの利用台数が毎年伸びていることに対して栃木県道路公社では、インターが東北自動車道や宇都宮北道路に直接アクセスできるので利便性の高さが認識されてきたからではないかと分析しているようです。篠井インターから宇都宮ICまでの約5Kmを100円で走れますし、朝・夕の徳次郎交差点の渋滞を回避してスムーズに通勤できますので、まだ使ったことのない方は是非一度試してみて下さい。
ちなみに篠井インターのETCの利用率は現在8割位だそうで、栃木県道路公社からは、便利なので積極的にETCを利用してほしいと話していました。 岡坪 半田 聖滋
第28回篠井うどんまつり開催 |
篠井地区ゆたかなまちづくり協議会主催の二大イベントの一つである「うどんまつり」を3月10日晴天のもと実施することが出来ました。昨年はコロナウイルス感染防止のため縮小しての開催となりましたが、今年は久しぶりに来賓の皆様をお迎えし、また、来場者も750 名以上と多く、会場は活気にあふれ賑わいの場となりました。
まつりは威勢の良い「さんらく太鼓」で始まり、手打ちうどん販売、うどん早食い競争、大抽選会の他、地産農産物、焼きそば、加工食品(惣菜)、手作り小物の模擬店と健康相談、交通安全啓発、更に子供コーナーとしてバルーンアート、綿あめの無料配布を行い、列が切れない程の盛況で来場者の皆さんには満足して頂けたと思います。特に、早食い競争では男女の区分もないにも拘わらず女性の参加者も多く、入賞者が出るなど女性のパワーを思い知らされました。
また、新たに青壮年部の皆さんに焼きそば販売でご協力を頂だき、会場が更に盛り上がったことに若人の力を実感いたしました。結びに、このイベントにご協力を頂きました全ての関係者の皆様にお礼を申し上げるとともに、これからも地域の活性化の為にご尽力を賜りますよう宜しくお願いいたします。 篠井うどんまつり実行委員会会長 平野 勝
篠井地区体育協会より |
篠井地区体育協会におきましては、今年度も球技大会、体力測定、ゴルフ大会と事業を実施してまいります。
昨年度は、初の試みとして、体育祭の替わりに体力測定を実施いたしました。参加された50名ほどの方は体力の現状を知り、体を動かすことの重要性を感じたのではないでしょうか。
また、令和5年度 宇都宮市民スポーツ大会においては、ソフトボール壮年男子の部において第3位と優秀な成績を収めました。今年度も何種目かの参加をいたしますので、応援のほどよろしくお願いいたします。そのほか、11 月には篠井地区体育協会ゴルフ大会も実施いたします。今年度の体育協会事業実施につきまして、地域の皆様方の参加ならびにご支援をよろしくお願いいたします。 篠井地区体育協会会長 石橋 喜久男
消防操法大会 |
令和6年6月1日(土)、令和6年度宇都宮市消防操法大会が5年ぶりに屋板運動場で実施され、篠井分団からは第1部(下小池町)が小型ポンプの部に出場し佐藤部長ほか選手と補助者の5名が日頃の訓練の成果を披露しました。
操法大会は、地域防災の要として市民の安全・安心を守る消防団員が、大会を通し、消防精神の錬成と迅速適確な技術に熟達するとともに団員相互の連帯を図り、消防活動に万全を期することを目的として開催しています。この大会を通じて安全で確実な動作の技術習得と団員相互の信頼関係を築くことが出来ました。関係者の皆様には大変お世話になりました。 消防団篠井分団長 手塚 英行
今年度も第8回写真まつりの作品募集中です |
「ふるさと自慢」「自然豊かな篠井の暮らしや人々の表情などを表現したもの」「四季折々の美しい自然景観」「地域に息づく人々の暮らしや伝統文化」など、篠井地区の魅力を伝える写真を募集しています。
あなたにとってのベストショットを多くの方々に教えていただけませんか?多くの皆様方のご応募をお待ちしております。篠井地区ゆたかなまちづくり協議会 活性化プロジェクトフォト班 半田 光隆
栃木県林業大学校の完成見学会に参加してきました |
下小池町の林業センター敷地内に建設された栃木県林業大学校が令和6年4月に開校し、未経験者対象の1年コースに生徒21名(うち女性4名)が入学しました。従来の林業センター本館も林業大学校の建物に3月に引っ越しを行っており、新設された建物で大学校と林業センター業務がスタートしました。
4月20日(土)に一般の人を対象にした完成見学会が実施され、林業センター場長兼林業大学校校長の大野英克氏から説明を受けました。校舎には栃木県産の杉、ヒノキが使われており、趣向を凝らしたデザインや強度設計などが特徴となっており、人材育成と共にこれを見本にして県産材の販売推進に役立てていきたいという話がありました。
また、約60 年前に建設された林業センター本館は今後解体され、跡地は一般に開放された公園として整備されるそうです。岡坪 半田 聖滋
篠井の散歩道2(第6回) |
~中篠井の恩師が持っていた貧乏徳利(びんぼうとっくり)~
昨年11月の篠井の秋まつりの時に晃陽中学時代の恩師大島国男先生(中篠井在住)に偶然出会い、「聖滋君に見せたいものがあるのでうちに遊びに来ないか」とお誘いを受けました。先生は骨董品収集が趣味で、最近「貧乏徳利」と呼ばれる大型の徳利を手に入れ、徳利には「海老内」という名前が書かれており、名前の由来をしきりに知りたがっていました。
10 年位前に私が篠井の広報紙に石那田の「海老王子の名前の由来」という記事を投稿したのを先生が覚えていてくれて、それで私に声をかけてくれたようです。貧乏徳利とは高さ40cm 位ある大型の徳利で、江戸時代末期から利用されており、瓶の容器に取って代わられるまでの明治、大正頃まで流通していたそうです。当時、町の酒屋がその徳利に酒を入れて一般庶民に販売し、飲み終わったらまたそこに補充して、繰り返し販売するための容器として使われていました。そのため貧乏徳利は貸し徳利、通い徳利とも呼ばれています。
名前になぜ貧乏と付いているのかは諸説あるようですが、お金のない庶民が、なけなしの金をはたいてちびりちびり酒を購入していた様が貧乏くさいのでそう呼ばれていたのでは?と勝手に想像しています。貧乏徳利の側面には通常、店の名前が書かれているので「海老内」という名前はおそらく、どこかに海老内酒店という店があったのかもしれませんが、結局名前の由来はわからずじまいでした。 岡坪 半田 聖滋
下小池駐在所より |
今年度から、宇都宮中央警察署下小池駐在所に着任した広瀬です。県都宇都宮市の北部の治安維持を担うこととなり、改めてその重責を感じているところです。さて、県内の治安情勢については、刑法犯認知件数が平成15年をピークに減少を続けていましたが、昨年は新型コロナウイルス感染症が5類に移行した影響もあってか、一転して認知件数が増加に転じてしまいました。中でも、特殊詐欺の被害が増加しており、その被害拡大防止に注力しているところです。
また、篠井地区には国道119号線が東西に通っておりますので、通勤・通学時間帯を中心とした交通事故防止対策、歩行者の保護対策を重点的に取り組んでまいります。安全で安心なまちづくりの一翼を少しでも担えればと思っていますので、今後とも、警察行政に対するご支援を賜りますようお願い申し上げます。 栃木県宇都宮中央警察署下小池駐在所 広瀬 椋(ひろせ りょう)
令和6年度 生涯学習講座案内 |
詳しくは、篠井生涯学習センターにお問い合わせください。
電話:669-2515
【編集後記】
開通後5年を経過した篠井インターの利用実態を知りたくて先日篠井料金所に取材をさせてもらいました。昨年度の利用台数は35万台を超えたそうで、1日平均にすると1,000台弱にもなり、誰がこんなに利用しているのかとびっくりしました。篠井インターと北道路を使うと宇都宮市街は本当に近くなりました。様々な問題を抱え紆余曲折がありながらも地域インフラとしてインターを誘致してくれた関係諸先輩方には本当に感謝の言葉しかありません。(岡坪 半田聖滋) |
情報提供やお問い合わせは篠井地区市民センターまで電話669‒2515