以前から篠井インターの利用状況について個人的に気になっていたので篠井地域情報紙の記事にしようと思い、アポを取って大型連休明けの5/8に訪問してきました。普段入ることのできない施設で高速道路にまつわるいろいろな事を教えてもらいました。
篠井インターは、2019年6月に開通して5年が経過し、交通量は毎年15%前後増加しています。直近の2023年度(昨年4月~今年3月)では約35万台の利用があったそうです。(グラフ参照)
日光宇都宮道路は自動車専用道路として旧日本道路公団が約50年前に建設し、現在、道路や関連設備は栃木県道路公社が保有、管理をしています。料金徴収などの現場オペレーションは、栃木県道路公社の委託業者である(株)ネクスコ・トール北関東(NEXCO東日本グループ)が担当されています。篠井料金所では11名の方が24時間、365日体制で料金所の運営を行っています。取材で伺ったときは栃木県道路公社とネクスコ・トール北関東の担当の方に対応して頂きました。
篠井インターの利用台数が毎年伸びていることに対して栃木県道路公社では、インターが東北自動車道や宇都宮北道路に直接アクセスできるので利便性の高さが認識されてきたからではないかと分析しているようです。篠井インターから宇都宮ICまでの約5Kmを100円で走れますし、朝・夕の徳次郎交差点の渋滞を回避してスムーズに通勤できますので、まだ使ったことのない方は是非一度試してみて下さい。ちなみに篠井インターのETCの利用率は現在8割位だそうで、栃木県道路公社からは、便利なので積極的にETCを利用して欲しいと話していました。