2022/6/5(日)に中篠井の東海寺で火渡り祭が行われ、見学に行きました。昨年から始まり、今回で2回目だという。火渡り祭は浄火によって災厄をはらう行事という事で、新型コロナ感染の厄除けも兼ねているという説明が最初にあった。
行事は午後1時頃から始まり、見物者は100人以上はいたと思う。会場中央に井桁に組まれた焚き木が置かれ、各種儀式、読経の後に火がつけられた。30分くらい燃やされた焚き木が平らにならされ、そこを東海寺の住職が一番最初に渡り歩き、15人前後いた山伏がそれに続くという流れで火渡りが行われた。
驚いたのはその後に一般の人も参加できると案内されたことだった。やけどしないように炭火の部分は除かれていたが、多くの方がズボンをまくり上げて住職から掛け声をもらって一気に渡り歩いていた。火渡りは自分が想像していた以上の荒行で、修行の大変さの一端を垣間見たような感じがした。一見の価値ありです。(宗教に関わらず自由に見学できます。)