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篠井地区情報紙「しのい」87号電子版が発行されました(2019.11)

投稿日:2019年12月1日 更新日:

篠井地区を襲った台風19号

― 篠井地区の災害対応と被害状況 ―
10月12日に伊豆半島に上陸した台風19号は、東日本を中心に甚大な被害をもたらしました。記録的な豪雨は、篠井地区にも大きな爪痕を残しました。

10月12日午前、今までにない大型で猛烈な台風19号の接近にともない、市では、各地区に避難所を設置しました。当地区にも、市民センターと篠井小学校体育館の2か所に開設されました。同時に、災害時要援護者名簿に登載されている方などに連絡をするとともに、受入れ準備を進めました。事前避難者6名と避難勧告後に避難した45名の計51名が市民センターに避難しました。

その間、消防団による活動が13日午前1時頃まで展開され、同日午前7:00より市民センターを本部とし安否確認、被害状況の把握に努めました。その結果、人的被害は無かったものの、土砂崩れや河川の氾濫など甚大な被害が出てしまいました。 被災された皆様にお見舞い申し上げます。幸いにも人的被害はありませんでしたが、1つ間違えば大変なことになっていました。

被害状況(11/8時点)

被害状況 件数 備考
・土砂崩れ 2件 発生個所に住家は5軒あり、建屋、車両などへの被害が生じた。
・河川氾濫 10件 田川沿岸では多数箇所で発生(まとめて1件としてカウント)、護岸崩れ等の全容は不明
・路肩崩れ 17件 通行止めは3カ所(牛欠橋付近市道、桑原橋北側市道、岡坪地区内市道
・床下浸水 6件
・畦畔崩れ 53件 センター受付分
・文化財被害 1件 天棚流失/下小池
以下は台風上陸時に発生し、現在は復旧しているもの
・道路冠水 6件
・倒木処理 3件
・停電 約500軒 (東電HPより推計)

これを教訓に、地域の皆様の防災意識を高め、減災につなげていきたいと思います。 防災会

篠井の秋まつり・文化祭を開催しました

11月2・3日に篠井インター開通記念 篠井の秋まつり・文化祭が開催され、今年も多くの方々にご来場を頂きました。秋まつりでは、晃陽中学校吹奏楽部による演奏、篠井小学校3・4年生によるよさこいソーラン、三楽園によるさんらく太鼓、飯山獅子舞保存会による郷土芸能などが披露されました。また篠井ICに関するアンケートを実施し、回答者を対象とした抽選会も行われ大いに盛り上がりを見せました。


飯山獅子舞保存会


演芸のつどい


文化祭展示物

ふるさと食堂のテントでは、いろいろな食品が販売され行列ができておりました。文化祭では、パッチワーク愛好会、篠井小学校児童、晃陽中学校生徒、篠井地区社会福祉協議会、篠井地区松寿会、徳次郎デイサービス、個人出展による素晴らしい作品が展示されました。午後には演芸のつどいが行われ合唱、舞踊、カラオケなどを演目披露され、来場者の拍手がやみませんでした。皆様のご協力とご支援により無事に開催することができました。ありがとうこざいました。文責 後藤 正洋

篠井宮っ子ステーション「アップルハウス」、「しのいてんとう虫キッズ」

平成18年4月、篠井小子どもの家「アップルハウス」が、行政、地域など多くの皆様のご支援と協力を賜り開設されました。その後、平成24年6月に放課後の児童の健全育成などを目的に「しのいてんとう虫キッズ」が開設され、毎週水曜・金曜日の午後、小学校の教室や体育館を利用して、工作や遊びの体験を行つています。アップルハウスの会計事務員、てんとう虫キッズの講師を募集中! 連絡先669-3077

 

 

生涯学習センターから

花いっぱいコンクール

8月3日(土)に「まちを飾ろう、きれいな心」をテーマとして、花いっぱいコンクールが開催されました。今年は雨が多く、日照時間が少ない天候でしたが、どの子ども会の花壇も見事に花が咲き誇り、素晴らしい出来栄えでした。


花いっぱいコンクール

リーダー研修

8月6日(火)に那須にあります、南ヶ丘牧場に行きました。バターやソーセージつくりをしました。子供たちは楽しく頑張りました。それからお菓子の城で、ケーキの製造工程を見学しました。とても暑い日でしたが、子供たちにとって貴重な体験になりました。


南ヶ丘牧場に行ってきました

地区内野外活動

8月18日(日)に清掃ハイキングを実施し、子供たちが普段歩いている通学路を、きれいにしていただきました。天候にも恵まれ、子供たちは元気に参加してくれました。朝早くからお疲れ様でした。文責 高橋 誠―


清掃ハイキングを行いました


輝き人生教室


8/20(火)第1回ご当地創作落語、漫談


8/29(木)第2回館外学習 足利学校他


9/19(木)第3回世代間交流 篠井小学校4年生


小学生と作る空気鉄砲と水鉄砲


10/8(火)世代間交流 篠井小学校5年生


お年寄りと一緒にグラウンドゴルフを体験


交通安全講和


悪質商法の講和とビデオ上映

篠井地区敬老会を振り返って

さる9月8日(日)冒険活動センターレストランにおいて、令和元年度篠井地区敬老会が開催されました。篠井地区75歳以上の敬老者445名の内、135名の敬老者を迎え、社協会長、市長の挨拶、来賓の方々から祝辞をいただいたほか、篠井小学校児童代表のお祝いの言葉もあり心温まる式典となりました。

引き続き、会食、演芸会が始まり地域団体や個人の皆様の芸能が発表され、おおとりには下野三楽園の「さんらく太鼓」の演奏があり大変盛り上がりました。楽しく和やかな時を過ごしていただけたと思います。最後に各自治会長さん、冒険活動センターの皆様には、大変お世話になりました。御礼申し上げます。文責 手塚 繁利

地域ビジョンの取り組み

― 農業活性化フォーラム 女性起業家に聞く ―
地域ビジョンに掲げている農産物を活かした地域活性化を目指し「農業活性化フォーラム」を開催しました。勉強会では六次産業化(生産・加工・流通販売)について学び、地域内で事業を行っている女性起業家の方々に起業への思いや経験を聞かせて頂きました。

お話の内容としましては、「動機は、加工食品を作ることが好き。生産物の有効利用で収入を得ること。そして設備投資のリスクに勝る熱意と家族の理解があり実践となりましたが、創業に関わる許認可申請で何度も不備を指摘された苦い経験もありました。


農業活性化フォーラムの様子

しかし、今では楽しくやりがいのある仕事と感じています。また、共同事業で重要なことは決め事は厳しく、厳格に守り、協調性をもつて作業する」とのことでした。今回のフォーラムには二十数名の方に参加頂きました。次回のフォーラムは起業に興味があり、やる気ある方の参加によって起業の機運が高まることを期待しています。文責 平野 勝

篠井学童クラブ 優勝

この度、篠井学童野球クラブが9月22日から行われました宇都宮西部地区学童野球軟式野球大会で優勝することができました。また、今秋行われました第49回秋季学重軟式野球大会(新人戦)で、ベスト8に入り来年行われる「ガスワンカップ県大会」の出場が決定致しました。


優勝した篠井学童野球クラブ

いつも篠井地区の方々や小学校、市民センターの方々には色々お世話になっております。少しでも恩返しができるよう一戦一戦全力で頑張ります。これからも応援宜しくお願い致します。文責 和泉 正記

体育協会から

皆さん、今年度の体育祭はいかがでしたか。年々参加自治会も減少し、寂しいところですが、今年の体育祭は午前中に終了させ昼に家へ帰れるように考え、参加者の負担にならないよう、また午後から地区の懇親会等有意義に過こして頂けるよう変更しました。プログラムも少しでも多くの人が参加できる自由競技、〇×クイズを種目として取り入れました。その結果、午前中に終了するということで競技数が少なく参加出来ない方もおりましたが、今後はアンケートなどを実施し、地区の方の意見を参考に自由参加型の誰でも地区の皆さんが気軽に参加できる体育祭になればと思います。文責 石橋 喜久男


〇×クイズ


綱引き


ビン立てリレー

令和元年体育大会結果
総合優勝: 原坪

球技大会 体育祭
ソフトボール 優勝 原坪 Aブロック 優勝 下小池第4
準優勝 下小池第5 準優勝 上小池
第3位 上篠井
ソフトバレーボール 優勝 下小池第5 Bブロック 優勝 飯山
準優勝 上篠井 準優勝 下野三楽園
第3位 仲内
篠井の散歩道(第60回)

下小池町の金毘羅神社御神体

台風十九号が日本を襲い各地に甚大な被害を及ぼした。篠井の所々でも大きな被害が見られた。写真に見られる下小池の金毘羅神社の御神体は濁流に押し流され、その姿を失ってしまった。地域(下小池)に残る文書(江戸末)によると「当村之儀 天水場所にて年々水不足 田方仕附の節 難儀仕り候」とか「私共村方之儀は出沢出水の場所にて旧方附つかまつり候所 年々水不足にて苗代ならびに植付の節に相成りかね一同難渋つかまつり候」などの文書が残されている。

地域を救うべく百姓たちの中心になって働いたのが、下小池村の「取締役名主 高橋伊右衛門」である。文政二年(一八一九年)には隣村である山口村との交渉の結果山口村の用水の末流から水をもらうことに成功した。伊右衛門はさらに現在でも利用されている龍興寺用水開削事業の中心となり尽力した。龍興寺とは下小池町字下の内にある小寺であったが、明治初年の神仏分離で廃寺となった。

金毘羅神社の御神体には「文化六己已年十月吉日 金毘羅神社造営神座冥加 高橋伊右衛門 藤原基重 三十八才」との記録があり同伊右衛門を神として祭ったと思われる。泥水に押し流され埋没した御神体がいつの日か金毘羅神社の境内に戻ってくれることを切に願ってやまない。文責 阿久津 義正

※「しのいの散歩道」の冊子は、地区内各自治公民館、集会所に設置してあります。また、篠井地区市民センターの図書室に郷土資料として蔵書登録しましたので、貸出しできます。是非ご利用ください。

活性化プロジェクト

秋まつり盛り上げ隊
婚活事業として活動を行い、4年目になりました。地区内の若者にあまり興味を持ってもらえませんでしたので、今年 は、目先を変えて地域活動に積極的に参加してもらう内容に変更しました。地域活性化と出会いを演出しようと、秋祭りに新たなお店の出店を企 画しましたところ、地区内2名、地区外3名の若者が参加し、 秋祭りに花を添えてくれlました。同じ目的を持ち、協力するというこの活動は成功し、参加者のコミュニケーションも良好でした。これからは、篠井地区の若者が自主的に活動をしていただく事に期待をしたいです。 文責 廣田 雅克

■「第3回篠井の写真まつり」募集期間延長!!

6月下旬から募集を開始しています「篠井の写真まつり」ですが、「冬の写真も応募したい」などのこ要望にお応えして、募集期間を1月31日(金)まで延長します!テーマは昨年度と同じ「篠井のふるさと自慢」で、今年度は小中学生を対象としたジュニア部門を新設しましたので、大人から子どもまでドンドン応募してください。(お一人3枚まで応募できます)

また、『懐かしいお宝写真』も同時募集していますので、年末の大掃除ついでにお宝発見してみてください。皆様からのご応募、お待ちしております。文責 半田 光隆


「第2回写真まつり」の出張展示風景
(JAうつのみや北部支所にて)


【編集後記】台風19号により被災された方々へお見舞い申し上げます。全国各地に甚大な被害をもたらした台風は安心安全な地域と思っていたここ篠井地区にも大きな被害を与えました。東日本大震災後、地震についての心構えは持っていたが、まさか台風による大雨でここまでの被害を受けようとは誰しも考えてなかっただろう。今後もこれまで以上に日ごろの準備と地域での連携が大切であると感じた次第です。

篠井地区データ:(令和元年10月末時点)
総人口 2,475人  男:1,231人
世帯数 1,023世帯 女:1,252人

情報提供やお問い合わせは篠井地区市民センターまで。電話669-2515

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