会社の名前で前々から疑問に思っていたところが数社あり、この度疑問が晴れたので備忘録をかねてまとめておきたいと思い記事にしました。
1社目は地元の家電量販店のコジマを傘下に収めた「ビックカメラ」です。日本語表記はいいとして英語表記がBic Cameraとなっており、BigじゃなくてBicなんです。bicなんて英単語は無いので何かの間違いではないかとずっと思っていました。ところが同社のホームページの会社案内の所に社名の由来というのがあって、間違いでは無いと判明。(バリ島の俗語です、という説明には少々参りましたが・・・)
1.ビックカメラの社名の由来
「Bic」はバリ島のスラング(俗語)です。「大きい(Big)」の意味を持つ一方、ただ大きいだけでなく中身を伴った大きさ、という意味もあります。「限りなく大きく、限りなく重く、限りなく広く、限りなく純粋に。ただの大きな石ではなく、小さくても光輝くダイヤモンドのような企業になりたい」という希望をこめて、「ビックカメラ」と命名しました。
2社目はオートバイや楽器で有名な「ヤマハ」(YAMAHA)です。創業者の名前を会社名にした自動車、オートバイメーカーは多いですが(トヨタ、ホンダ、スズキ等)ヤマハなんていう苗字は聞いたことないのでずっと造語か外来語だと思っていました。ところが、同社のホームページを見ると何と創業者の名前だと書いてあったので本当にビックリしました。(ヤマハなんて苗字があるんですね。)
2.ヤマハ(YAMAHA)
1889年に創業者である山葉寅楠(やまは とらぐす)によってオルガン製造を目的として設立された合資会社山葉風琴製造所がその源流で、同社は一旦解散するも河合喜三郎氏と共同で山葉楽器製造所を設立し、1897年に日本楽器製造株式会社に改組。
3.ニトリ
その他のビックリとしては家具屋の「ニトリ」です。これも響きは日本語っぽいですが、まさか創業者の名前が似鳥さんだったとは驚きました。
家具業界ではニトリと並んで外資系で「イケア(IKEA)」も有名ですが、こちらは創業者イングバル・カンプラード(Ingvar Kamprad)のイニシャル(IK)と創業者が子供時代に育った農場(Elmtaryd)と農場があった村(Agunnaryd)のイニシャル(I・K,E,A)を組み合わせた造語と言うことです。
でも何と言っても私的に一番びっくりしたのはヤマハです。ヤマハさんなんて人は今まで一度も会ったことも無いので日本に何人くらいそういう人がいるのか、NHKで放映している「日本人のお名前」という番組で特集して欲しい位です。