GWを利用して今まで行ったことのなかった大谷石の採掘跡を見学してきました。一般見学者向けに大谷資料館という施設が有り、ここから地下の坑道に入って採掘現場が見られます。行ったのは4/29(日)の1時過ぎ頃でしたが、駐車場に入るまでかなりの行列が出来ており、「大谷ってこんなに混むんだっけ?」とびっくりしました。車は他県ナンバーが多かったです。(大谷がこんなに混んでいるのは栃木県が推進しているディステネーションキャンペーンの観光スポットになっているからなのか?)
受付で入場料800円を払い、地下に降りていきます。想像していたよりもはるかに巨大な地下空間があり、驚きました。当日は天気もよく日中は20℃以上ありましたが、地下空間はひんやりとしており、中にあった温度計を見ると8℃しかありませんでした。上着を着ていかなかったのがちょっと失敗でした。
地下奥深く行けども行けども巨大な空間が続いています。いったい何十年かかってこの場所は採掘されたんだろうと、歴史の流れを感じました。見学コース途中に映画やTVCM等に撮影された場所も説明パネル入りで紹介されていました。知りませんでしたが、車のCMや一流ブランド品などがこの場所を背景に撮影され、ポスターなどが制作されたそうです。また華道家の假屋崎省吾さんのフラワーアレンジメントなども飾ってあり、「どうしてこんな所に!?」と思わせるような意外な演出もありました。
寒かったので30~40分位で出てきました。地上は初夏の陽気で、大谷資料館に新しく併設されたカフェで飲み物を買って飲みながら帰ってきました。本物のイチゴのシロップがかかったビッグサイズのイチゴのかき氷(800円)が一番人気のようでしたが、行列がすごかったのでこれはあきらめました。
(大谷資料館スナップ写真)
大谷を見学するのは小学校3年の遠足以来でした。その時は平和観音を見て記念写真撮っただけの記憶しかありません。たぶん採掘跡には入らなかったと思います。地元の人は改めて大谷に見学に来るというのはあまりないかも知れませんが、ここは一度は見ておいてもいい場所だと思います。