先日、家族で泊りがけの旅行に行った際に靴ずれしてしまって歩けなくなってしまいました。これ以上歩くと足の皮がむけそうだったので現地で靴屋を探し、サンダルか運動靴を買おうとしました。たまたまABCマートが近くにあったのでそこで幅広(EEE)の運動靴を購入し、何とか歩けるようになりました。
旅行から帰って来てから外出用の靴を買わなきゃいけないと思い、靴屋に行こうと思っていました。しかし、なかなか行く機会がなく、しかたなく靴メーカーの商品をネットで見ていたら「返品、キャンセル自由」とかいてあるサイトが結構あり、びっくりしました。「返品」は分かるのですが、「キャンセル」ってどういうこと??よく読むと「購入された靴が、サイズが合わなかったり、色・デザインが気に入らない場合は返品していただいて結構です。返金します。」と書いてある。そんな事ってあるの!?とびっくりした次第です。
eccoのスニーカータイプの靴を購入
返品するとき使う宅配便送り状
物はためしと以前から気に入っていたエコー(ecco)というメーカーの靴を買ってみようと思ったのです。eccoはもともとデンマークの靴のメーカーです。10年位前まではカジュアルな靴としてeccoをよく買っていました。とにかく履き心地がいいんです。見た目合成皮革で出来た安い靴のように見えて実は本革みたいなイメージです。
ただ、私は舶来ものが好きなわけではありません。当時、eccoの靴は足利の靴メーカーアキレスがライセンス契約しており、国内で生産、販売されていました。値段もそんなに高いものではありませんでした。ところが多分7,8年前位にデンマークのecco本社とアキレスの契約が切れたのか変更になったのか分かりませんが、eccoの靴が市場から一斉に消えてしまったのです。現在はデンマーク本社で生産したものが日本に輸入され、直営店で販売されているようです。(宇都宮には直営店はないので買うことは出来ない)
そういうわけでeccoの靴をオンラインサイトで購入してみることになりました。スニーカータイプのカジュアルなものを選びました。注文してから2日後に商品が届き、サイズが合うか恐る恐る履いてみるとピッタリでした。新品の靴にありがちな硬さ、履きにくさはほとんどなく、履きなれた靴を履くような感覚で足を通すことができました。「返品可能」と謳ってあるだけに「返品用の宅配便送り状」も入っていました。(結局使わなかった)
一昔前までは靴を通販で買うなんて思いもよらないことでしたが、返品自由、キャンセル自由というやり方で現在はネット販売もどんどん伸長しているようでした。最近は靴どころかZOZO TOWN等で服を買う若い女性なども普通にいますから世の中変わってきたなとつくづく感じます。
(その他)
先日、デンマーク王室の皇太子夫妻が来日されたというニュースが報道されていました。ニュースとしての扱いは小さかったのですが、デンマークに関係する日本企業が「皇太子夫妻の日本訪問を歓迎します」との新聞一面の広告を出していました。(朝日新聞に出ていました)その中で一番広告の面積が大きかったのは靴メーカーのecco(エコー)でした。そんなところにも同社の存在の大きさを感じることが出来ました。(私個人としてはデニッシュペストリーを日本に初めて取り入れたタカキベーカリーの子会社のアンデルセンが広告を出していたのが印象的でした)